世界水の日

March 22, Saturday

世界水の日
© ShutterStock
世界水の日(World Water Day)は、毎年3月22日に国際連合(国連)によって定められた国際的な記念日で、水資源の大切さと持続可能な管理の必要性について世界中の人々に意識を高めてもらうことを目的としています。

制定の背景
1992年、ブラジルのリオデジャネイロで開催された「国連環境開発会議(地球サミット)」において、水資源の保全と持続可能な利用の重要性が強調されました。その後、同年12月に国連総会で、毎年3月22日を「世界水の日」とすることが決議され、1993年から正式に実施されています。

目的と意義
世界水の日は、以下のような目的を持っています:

- 安全な飲料水へのアクセスの重要性を訴える
- 水資源の持続可能な利用と保全を促進する
- 水に関する国際的な協力を強化する
- 水不足や水質汚染、気候変動による影響などの課題に対する意識を高める

毎年のテーマ
世界水の日には毎年異なるテーマが設定され、その年の水に関する重要な課題に焦点が当てられます。たとえば、過去には「誰一人取り残さない(Leaving no one behind)」「気候変動と水」「地下水:見えない資源を見える化する」などのテーマが取り上げられました。

世界各地での取り組み
この日には、各国の政府機関、NGO、学校、企業などが主催するイベントやキャンペーンが行われます。たとえば、講演会、ワークショップ、清掃活動、展示会、水に関する教育プログラムなどが実施され、水の大切さについての理解を深める機会となっています。

日本における取り組み
日本でも、国土交通省や環境省などの関係機関が中心となって、世界水の日に関連する啓発活動を行っています。また、水道局や学校、地域団体なども参加し、水資源の保全や節水の重要性について広く呼びかけています。

まとめ
世界水の日は、私たちが日常的に利用している水の価値を再認識し、将来の世代にわたって安全で清潔な水を確保するために、個人や社会全体でどのような行動ができるかを考えるきっかけとなる重要な日です。

公式ウェブサイト

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