世界電気通信・情報社会の日

May 17, Saturday

世界電気通信・情報社会の日
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世界電気通信・情報社会の日(World Telecommunication and Information Society Day は、毎年5月17日に国際的に観察される記念日で、情報通信技術(ICT)の重要性と、その発展が社会や経済にもたらす影響についての認識を高めることを目的としています。

この日は、1865年5月17日に国際電信連合(International Telegraph Union、現在の国際電気通信連合:ITU)が設立されたことを記念して制定されました。ITUは、国際連合の専門機関の一つで、世界中の電気通信やICTの標準化、割り当て、発展を担っています。

2005年にチュニスで開催された「世界情報社会サミット(WSIS)」において、5月17日を「世界情報社会の日」とすることが提案され、同年11月に国連総会で正式に承認されました。これにより、ITU設立記念日と世界情報社会の日が統合され、現在の「世界電気通信・情報社会の日」となりました。

この日には、世界各国でICTの発展に関するシンポジウムや展示会、教育イベントなどが開催され、デジタル格差の解消、持続可能な開発目標(SDGs)への貢献、インターネットの普及と安全性の向上など、ICTが果たす役割について議論されます。

日本においても、情報通信技術の進展とその利活用を促進するために、総務省や関連団体が啓発活動を行っています。特に近年では、AI、IoT、5G、サイバーセキュリティといった先端技術の社会実装に関するテーマが注目されています。

世界電気通信・情報社会の日公式ウェブサイト

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