カナダ・デー

July 1, Tuesday

カナダ・デー
© ShutterStock
カナダ・デー(Canada Day)は、毎年7月1日にカナダ全土で祝われる国民の祝日で、カナダの建国を記念する日です。この日は1867年7月1日に「英領北アメリカ法(British North America Act)」が施行され、オンタリオ州、ケベック州、ノバスコシア州、ニューブランズウィック州の4つの州が連邦として統一され、カナダ自治領(Dominion of Canada)が誕生したことを祝います。1982年までは「ドミニオン・デー(Dominion Day)」と呼ばれていましたが、同年の憲法改正に伴い、現在の「カナダ・デー」に名称が変更されました。

祝賀行事
カナダ・デーには、全国各地で様々な祝賀イベントが開催されます。首都オタワでは、国会議事堂前での公式式典やコンサート、花火大会などが行われ、カナダの歴史と多文化社会を祝います。地方都市や小さな町でも、パレード、音楽イベント、フェスティバル、家族向けのアクティビティなどが催され、多くの人々が赤と白のカナダ国旗カラーの服を着て参加します。

国民の意識と文化的意義
カナダ・デーは、カナダ人にとって国の誕生を祝うと同時に、カナダの多様性、自由、平和、そして民主主義の価値を再確認する日でもあります。一方で、先住民の視点からは、植民地化の歴史やその影響を再考する機会ともなっており、祝賀ムードの中で歴史的な認識を深める動きも見られます。

国際的な祝福
カナダ国外に住むカナダ人コミュニティや大使館・領事館でも、カナダ・デーを祝うイベントが開催され、世界中でカナダの文化と価値観が共有されます。また、観光客にとってもカナダ・デーはカナダ文化を体験する絶好の機会となっています。

カナダ・デーは、カナダの過去を振り返り、現在を祝福し、未来への希望を共有する、国民的な祝日です。

カナダ・デー

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